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相模国 小沢城 [ OZAWA CASTLE ]

城郭DATA -CASTLE DATA-

項目内容
ヨミカナオザワジョウ
別称天神山城、武蔵小沢城
スタンプ設置場所
曲輪配置
城郭種類山城
築城者稲毛三郎重成
築城年戦国時代
廃城年不明
主な城主小沢氏、 北条氏
指定史跡なし/不明
標高78.4
城址碑あり
案内板あり
現存建造物なし
復元建造物なし
遺構土塁、空堀
現状小沢城址特別緑地保全地区
駐車場付近に駐車場なし
最寄り駅京王電鉄相模原線 京王よみうりランド駅


概要・現地案内板

川崎市の最北端、稲城市と市境を接する丘陵地に小沢城址はあります。
「新編武蔵風土記稿」の伝えるところによると、鎌倉時代初頭の小沢城址は、
小沢小太郎の居城だったようです。
この小沢小太郎は、源頼朝の重臣として活躍した稲毛三郎重成の子で、この地域を支配していた人です。
ここは、丘陵地形が天然の要害となり、鎌倉道や多摩川の広い低地や河原がそばにあったことから、鎌倉時代から戦国時代にかけてたびたび合戦の舞台になりました。
城の形跡として、空堀、物見台、馬場などと思われるものがあり当時を偲ばせますが、
現在は小沢城址緑地保全地区に指定され、自然の豊かな散策路としても貴重な存在です。
※現地看板より


城犬のおいど 攻城記録


入口


京王よみうりランド駅からよみうりV通りをよみうりランドに向かって坂道を登ってくると、コーナーの途中に小沢城の入り口があります。

城址碑


天神山(小沢峰)


物見台


前面の木を切り開くと、江戸や秩父連峰が見渡せることから八州公園とも呼ばれています。
鎌倉時代より、南北朝・室町・戦国時代に至る約380年にわたり敵を見張っていた場所です。
※現地看板参照

古井戸の跡


この穴は小沢城の古井戸の跡で下の台地にあった館の生活用水として使ったものと思われます。昔は深い穴でしたが、危険であることで付近にあった「つぶて石」(城の防御投石用の石)などで埋めたと言い伝えられています。小沢城址の貴重な遺構のひとつですので大切に保全管理をしています。
※現地看板より

竪堀


浅間山と浅間神社


小沢城は標高約90mの浅間山・小沢峰(物見台)・八州台(富士塚)の三つの峰を中心に構成されていて、地元では一般に「天神山」とよばれ親しまれています。浅間神社は富士山信仰の神社ですが、碑には「武州橘樹郡菅村 世話人惣村中 文化三寅年」と刻んであります。この付近から小沢城の防御投石用と思われる「つぶて石」が多く発見されたそうです。
※現地看板より

堀切と主郭


手前に堀切、奥に櫓台のような土塁を設けている主郭。

主郭


小沢城址の概要


小沢城址全体図によるとこの辺りが城址の中心部で、物見台・馬場・櫓台があり、また周辺の平場には武士の居館などがあったものと想像されます。
※現地看板より

城小屋


小沢城址里山の会の小屋

2024/11最終訪問


城郭周辺地図

神奈川県愛川町角田


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