城郭DATA -CASTLE DATA-

項目	内容
ヨミカナ	ジョウセンジジョウ
別称	なし
スタンプ設置場所	ー
曲輪配置	－
城郭種類	平山城
築城者	近藤助実
築城年	戦国時代
廃城年	1590年
主な城主	近藤氏
指定史跡	不明または未指定
標高	169.9 m
城址碑	なし
案内板	なし
現存建造物	なし
復元建造物	なし
遺構	なし
現状	浄泉寺
駐車場	付近に駐車場なし
最寄り駅	京王電鉄　狭間駅

概要・現地案内板

浄泉寺城は、戦国時代に八王子城主である北条氏照の重臣、近藤綱秀（近藤出羽守助実）の居城であったとされています。
近藤綱秀は八王子城の支城としての役割も担っていました。
1590年の豊臣秀吉による小田原攻めの際、近藤綱秀は八王子城の中の丸（近藤曲輪）を守備していましたが、上杉景勝や前田利家らの軍勢に攻められ討ち死にしました。
これにより、浄泉寺城も落城したと考えられています。
現在、浄泉寺城の跡地は浄泉寺の境内となっており、「新編武蔵国風土記稿」にも「近藤出羽守屋舗蹟」と記されています。境内は墓地造成のために大きく改変されており、城の遺構は乏しいですが、わずかに土塁や空堀の跡が残っています。
地形的には湯殿川に面した高台に位置し、防御に適した場所であったことがうかがえます。