城郭DATA -CASTLE DATA-

項目	内容
ヨミカナ	マエガサキジョウ
別称	なし
スタンプ設置場所	－
曲輪配置	連郭式
城郭種類	平山城
築城者	高城氏
築城年	戦国時代
廃城年	1590年
主な城主	高城氏
指定史跡	未指定
標高	16.2 m
城址碑	なし
案内板	あり
現存建造物	なし
復元建造物	なし
遺構	あり
現状	前ヶ崎城址公園・宅地
駐車場	駐車スペース
最寄り駅	つくばエクスプレス　流山セントラルパーク駅

概要・現地案内板

前ヶ崎城は、16世紀中葉から1590（天正18）年頃まで、松戸市小金城を本拠とする高城氏の支城として機能したと考えられます。
西・北・東側の三方を坂川とその支谷に囲まれた、標高16ｍの細長い台地上に立地し、水田面とは11ｍの比高があります。現在地から南160ｍと350ｍの二箇所に、かつて堀切りが存在していたといわれており、このことか3つの郭を直線状に配置した城と想定されています。
付近には刑部郭・追手橋・馬場といった地名も伝承されていますが、城の施設と直接関連するかは不明です。
公園として整備した範囲は城の中心となる主郭の部分で、西側は過去の道路建設によって失われていますが、東・西側には高さ3ｍ～4ｍの土塁が、東側の一部と南側には深さ約3ｍの空堀が見られます。
また、南サブエントランスは以前から土塁が途切れており、この部分を郭の出入り口である虎口に、その西側の最も高い土塁を櫓跡とする考えもありますが、郭の構造や建物配置は明らかになっていません。

※現地看板より