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越前国 一乗谷山城 [ ICHIJODANIYAMA CASTLE ]

城郭DATA -CASTLE DATA-

項目内容
ヨミカナイチジョウダニヤマジョウ
別称一乗谷朝倉氏遺跡
スタンプ設置場所
曲輪配置連郭式
城郭種類山城
築城者朝倉氏
築城年南北朝時代
廃城年1575 年
主な城主朝倉氏、桂田氏
指定史跡なし/不明
標高462.6 m
城址碑なし
案内板なし
現存建造物なし
復元建造物なし
遺構土塁、空堀
現状森林
駐車場一乗城山三万谷ルート駐車場
最寄り駅JR越美北線 一乗谷駅


概要・現地案内板

朝倉氏は館の背後の山上に詰城の一乗谷城を置き、周囲には、西に東郷横山城、北に成願寺城、南に三峯城といった出城を配置して城下を守っていました。
一乗城山に築城された一乗谷城には、防御のための施設が極めて良く残っています。
「千畳敷」「観音屋敷」「月見櫓」などの山上御殿群、「一の丸」「二の丸」「三の丸」といわれる連続曲輪群などが地形を利用して造られ、広範囲にわたって配置されているのが確認できます。
また、空堀、堀切、土塁、織田信長の侵攻に備えて築かれたといわれる約140条の畝状竪堀が要所に築かれており、防御に優れた堅固な城であったことがうかがえます。

※現地案内板より


城犬のおいど 攻城記録


駐車場


登山口


山城まで0.7㎞


一乗谷朝倉氏遺跡の東にそびえる一乗城山(標高473m)には、現在もなお戦国時代に朝倉氏が築いた遺構が山頂から山麓まで数多く残されており、城下町とともに昭和46年(1971)に特別史跡に指定されました。 この尾根を登り下城戸ルートとの合流地点を経て、一乗谷に到着できます。

山城まで0.4㎞


山頂の見どころ


正面右手に見える堀切は、曲輪への侵入を防ぐ尾根を切り通した堀です。背後から10㎡ほどいくと、畝状竪堀があります。畝状竪堀は等高線に対して直角に2条以上連続して掘られた堀で、横方向の移動を防ぐなど、 防御機能を高めるもので、一乗谷城におよそ140条あります。

堀切


一の丸


正面の小山に見えるのが、一の丸と呼ばれる曲輪です。
広さ約1100㎡の楕円形で、西南側下段に約250㎡の突出した平坦面を持ちます。周囲には空堀がめぐり、北東側裾にいくと竪堀があり、その下には下段の曲輪が広がっています。 二の丸に行く途中に2条の堀切があります。

堀切


一の丸とは2条の堀切で区画されており、広さ約570㎡の墳円形の曲輪が頂上にあります。また、二の丸向かい側には幅16.5mを測る大きな堀切があり、堀切の中の土橋を渡ると 尾根筋には「状兵穴」と呼ばれる直径約3mの窪みが多数確認できます。

虎口


二の丸


三の丸


南北長約110㎡を測り、弧状に細長くのびる曲輪です。
標高473.58mの基準点のある約430㎡を誇る中央曲輪が三の丸の中心です。
 北曲輪と中央曲輪は深さ6.5mの堀切によって区画されています。

2023/11最終訪問


城郭周辺地図

福井県福井市安波賀町


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