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100名城・続100名城 20番
別称 鹿島城、佐倉連隊跡、佐倉城跡
城址碑 あり
案内板 あり
現存遺構 なし
復元遺構 なし
標高 32.9m
最終訪問日 —

📋 概要スペック

種別城郭
縄張平山城
曲輪配置連郭式・梯郭式複合
築城者土井利勝
築城年慶長15年(1610年)着工・元和3年(1617年)完成(中世起源は天文年間・千葉親胤)
廃城年明治6年(1873年)
主な城主千葉氏、土井氏、石川氏、松平氏、堀田氏、稲葉氏、大久保氏
指定文化財市町村区指定史跡

🏯 基本情報

天守平面構造独立式 天守形式層塔型
現存御殿なし 再建御殿なし
現存櫓なし 再建櫓なし
現存蔵なし 再建蔵なし
現存門なし 再建門なし
現存土塀なし 再建土塀なし
移築御殿なし 移築櫓なし
移築蔵なし 移築門なし
遺構 水堀あり・空堀あり・堀切あり・土塁あり・切岸あり・井戸あり

🗻 赤色立体地図・微地形判読

中心標高:32.9m (航空レーザ測量データによる微地形表現)
出典:全国Q地図 / 国土地理院
※淡色地図に傾斜量図・陰影起伏図を各透過率40%(不透明度60%)で合成

※ページ内では国土地理院の地形起伏図・傾斜量図(透過率40%合成)を表示しています。上のボタンをクリックすると、全国Q地図にてDEM1A(1mメッシュ)やDEM5Aなどの高精細な赤色立体地図を全画面で確認できます。

📜 概要

佐倉城(さくらじょう)は、千葉県佐倉市城内町に所在する印旛沼に臨む舌状台地(標高約30メートル、比高約25メートル)の突端に築かれた近世平山城跡である。「鹿島城」とも称され、佐倉市指定史跡、日本100名城に選定。中世に下総守護・千葉氏が築いた鹿島幹城を起源とし、徳川家康の命を受けた老中・土井利勝が慶長15年から7年の歳月をかけて近世城郭へと大改修した。石垣を一切用いず、関東ローム層の粘土質を巧みに掘削・成形した大規模な空堀、水堀、巨大土塁で構成される東国屈指の土の城である。本丸を中心に二の丸、三の丸、出丸が連郭・梯郭状に連なり、本丸には四重の天守代用櫓(御三階櫓)がそびえていた。明治以降は陸軍歩兵第二連隊(のち歩兵第五十七連隊)が駐屯したため改変を受けたが、空堀や土塁の残存度は極めて高く、現在は佐倉城址公園として整備され、広大な城域内には国立歴史民俗博物館が立地する。

⚔️ 歴史的役割

江戸の北東(鬼門)を扼する防衛ラインの要衝であり、利根川水系と印旛沼の水運を抑える軍事・流通の拠点として築かれた。初代藩主となった土井利勝をはじめ、石川家成、酒井忠勝、堀田正盛・正睦、稲葉正往、大久保忠朝など幕閣の重鎮(老中・大老)を歴任した名門譜代大名が歴代城主を務めたことから「老中の城」と称される。幕末には蘭学を奨励し日米修好通商条約の締結に尽力した開明派老中首座・堀田正睦の居城として知られ、藩校・成徳書院の開設や西洋医学の導入(順天堂)など先進的な文化・学問の中心地となった。明治初年の廃城令により天守代用櫓や門・土塀などすべての建造物が解体・撤去された後、大日本帝国陸軍の駐屯地が置かれ兵営として利用された。近代軍事基地としての遺構(兵士の油落とし風呂、弾薬庫跡、兵舎礎石等)も城郭遺構と重層的に共存し、中世・近世・近代の歴史が重なる貴重な史跡となっている。

👀 見どころ

石垣を一切用いず関東ローム層を削り出して築かれた深さ10m超・幅十数mに及ぶ豪快な「大空堀」および巨大土塁群、四重の天守代用櫓がそびえ立ち富士山や印旛沼を遠望した「天守台跡(御三階櫓跡)」、角馬出・丸馬出の構造を明瞭に留める出丸跡および水堀遺構、城郭の北側を囲む印旛沼低地の天然の泥湿地・水濠景観、歩兵第五十七連隊(佐倉連隊)当時の営門跡・油落とし風呂・弾薬庫等の近代軍事遺構群、城郭敷地内に立地する日本最高峰の歴史研究展示施設「国立歴史民俗博物館(歴博)」、四季の桜や紅葉に包まれる佐倉城址公園、市指定史跡碑・案内板

🍲 ご当地グルメ

佐倉丼(大和芋とろろ・豚肉丼)、佐倉名物うなぎ料理(川魚料理)、佐倉みそ料理・佐倉豚の角煮、草餅・お茶菓子(蔵六餅)、落花生スイーツ(ピーナッツ菓子)


おいど攻城記録


🧭 周辺10km圏内の城郭(0城)

※半径10km以内に登録されている他の城郭はありません。

🚃 アクセス

公共交通機関でのアクセス

京成電鉄本線京成佐倉駅南口から徒歩約20分、またはJR総武本線・成田線佐倉駅北口から徒歩約25分(ちばグリーンバス「国立博物館入口」下車徒歩約5分、佐倉市城内町・佐倉城址公園一帯、標高約30m、比高約25m)

車でのアクセス

東関東自動車道 佐倉ICから国道296号バイパス経由で北西へ車で約15分

駐車場

有(佐倉城址公園駐車場・国立歴史民俗博物館駐車場、無料約200台)

📍 周辺地図

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