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100名城・続100名城 161番
別称 千亀利城、猪伏山城、岸和田要害、岸和田城跡
城址碑 あり
案内板 あり
現存遺構 なし
復元遺構 あり
標高 13.7m
最終訪問日 —

📋 概要スペック

種別城郭
縄張平城
曲輪配置梯郭式・輪郭式複合
築城者楠木正成(伝承、羽柴秀吉・中村一氏近世大改修、小出吉政改修)
築城年建武年間(1334〜1336年頃楠木氏伝承、天正13年・1585年中村一氏近世大改修)
廃城年明治4年(1871年)
主な城主楠木氏、和田氏、細川氏、三好氏、松浦氏、織田氏、中村氏、小出氏、松平氏(松井)、岡部氏
指定文化財都道府県指定史跡

🏯 基本情報

天守平面構造複合連結式 天守形式層塔型
現存御殿なし 再建御殿なし
現存櫓なし 再建櫓あり(隅櫓復元/多聞櫓復元)
現存蔵なし 再建蔵なし
現存門なし 再建門あり(本丸門復元)
現存土塀なし 再建土塀あり(城壁土塀復元)
移築御殿なし 移築櫓なし
移築蔵なし 移築門なし
遺構 水堀あり・石垣あり・土塁あり・切岸あり・井戸あり

🗻 赤色立体地図・微地形判読

中心標高:13.7m (航空レーザ測量データによる微地形表現)
出典:全国Q地図 / 国土地理院
※淡色地図に傾斜量図・陰影起伏図を各透過率40%(不透明度60%)で合成

※ページ内では国土地理院の地形起伏図・傾斜量図(透過率40%合成)を表示しています。上のボタンをクリックすると、全国Q地図にてDEM1A(1mメッシュ)やDEM5Aなどの高精細な赤色立体地図を全画面で確認できます。

📜 概要

岸和田城(きしわだじょう)は、大阪府岸和田市岸城町に所在する大阪湾岸沿いの低台地(標高約10メートル)に築かれた和泉岸和田藩岡部家5万3千石の本拠たる近世平城跡である。「千亀利城(ちきりじょう)」の美名で親しまれ、大阪府指定史跡、続日本100名城(161番)に選定。本丸と二の丸の重なりが機織りの「ちきり(筬)」に似ることに由来する。南北朝期の楠木氏一族・和田高家の居館を起源とし、天正13年(1585年)の紀州征伐後に豊臣秀吉の叔父・小出秀政や中村一氏が本格的な近世城郭として大改修した。本丸を中心に二の丸、三の丸、新城を配し、幅広の水堀と壮大な野面積み・打込接ぎ高石垣が本丸を取り巻く。文政10年(1827年)に落雷で五層天守が焼失したが、昭和29年(1954年)に三層三階の復興天守が再建され、本丸前庭には昭和の作庭家・重森三玲が諸葛孔明の八陣法を模して造営した国指定名勝「八陣の庭」が広がる。

⚔️ 歴史的役割

大坂城の南方を扼し、紀州街道および大阪湾の海上交通を制圧・監視する紀州徳川家・西国大名への抑えの最重要拠点として機能した。天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いでは、留守を突いた根来・雑賀一揆衆と羽柴方の城代・中村一氏が激突(岸和田城の戦い)。蛸に乗った法師と無数の蛸が一揆勢を退けたという「蛸地蔵伝説」が生まれた。関ヶ原合戦後に小出氏、松平(松井)氏を経て、寛永17年(1640年)に徳川譜代の重臣・岡部宣勝が6万石で入封。以後、明治維新まで岡部氏13代が230余年にわたり和泉国唯一の城郭大名として藩政を司った。幕末の軍制改革や海岸防備にも注力し、明治4年の廃城令後に櫓や門が撤去されたが、広大な水堀と石垣が完存。昭和期の天守再建や名勝庭園の作庭を経て、城下町岸和田の象徴として今日に親しまれている。

👀 見どころ

昭和29年に再建され内部に城郭資料や岡部家ゆかりの武具・甲冑を展示する「三層三階復興天守」、作庭家・重森三玲が諸葛孔明の陣形を枯山水で表現した国指定名勝「岸和田城庭園(八陣の庭)」、本丸を取り囲む秀吉・小出秀政期の豪壮な「野面積み・打込接ぎ高石垣群」、本丸・二の丸をめぐり満々と水を湛える幅広の「本丸水堀(千亀利堀)」、本丸入口に復元された「本丸門」および多聞櫓・隅櫓・城壁土塀、城の鎮守として祀られた「岸城神社(だんじり祭発祥の地の一つ)」、天守最上階から大阪湾・関西国際空港・六甲山系・和泉山脈を見渡す展望、大阪府指定史跡碑・案内板

🍲 ご当地グルメ


おいど攻城記録


🧭 周辺10km圏内の城郭(0城)

※半径10km以内に登録されている他の城郭はありません。

🚃 アクセス

公共交通機関でのアクセス

南海本線蛸地蔵駅から徒歩約7分、または南海本線岸和田駅南口から徒歩約10〜13分(岸和田市岸城町・岸和田城跡一帯、標高約10m、比高約0m)

車でのアクセス

阪神高速4号湾岸線 岸和田南出入口から府道39号経由で東へ車で約5分、または阪和自動車道 岸和田和泉ICから車で約15分

駐車場

有(岸和田市営駐車場利用、有料約100台)

📍 周辺地図

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