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100名城・続100名城 -
別称 城山、鞆城、海部要害、海部陣屋、海部城跡
城址碑 あり
案内板 あり
現存遺構 なし
復元遺構 なし
標高 49.2m
最終訪問日 —

📋 概要スペック

種別城郭
縄張平山城
曲輪配置梯郭式・連郭式複合
築城者海部友光
築城年室町時代中期頃(戦国期海部氏・長宗我部氏、天正13年・1585年蜂須賀氏改修)
廃城年元和元年(1615年)一国一城令により廃城
主な城主海部氏、長宗我部氏、蜂須賀氏(益田氏)
指定文化財市町村区指定史跡

🏯 基本情報

天守平面構造なし 天守形式なし
現存御殿なし 再建御殿なし
現存櫓なし 再建櫓なし
現存蔵なし 再建蔵なし
現存門なし 再建門なし
現存土塀なし 再建土塀なし
移築御殿なし 移築櫓なし
移築蔵なし 移築門なし
遺構 空堀あり・竪堀あり・堀切あり・横堀あり・石垣あり・土塁あり・切岸あり・井戸あり

🗻 赤色立体地図・微地形判読

中心標高:49.2m (航空レーザ測量データによる微地形表現)
出典:全国Q地図 / 国土地理院
※淡色地図に傾斜量図・陰影起伏図を各透過率40%(不透明度60%)で合成

※ページ内では国土地理院の地形起伏図・傾斜量図(透過率40%合成)を表示しています。上のボタンをクリックすると、全国Q地図にてDEM1A(1mメッシュ)やDEM5Aなどの高精細な赤色立体地図を全画面で確認できます。

📜 概要

海部城(かいふじょう)は、徳島県海部郡海陽町鞆浦に所在する海部川河口北岸と太平洋(鞆港)に面した標高約64メートル(比高約60メートル)の独立丘陵「城山」頂部に築かれた中世山城・海城跡である。通称「鞆城」。海陽町指定史跡。室町期に阿波南部を領した国衆・海部友光が築いたと伝わる。南を海部川水系、東を紀伊水道・鞆浦の良港に囲まれた天然の海城要害で、山頂の主郭(本丸)を中心に東ノ丸、西ノ丸、南ノ丸を配した縄張を持つ。天正5年(1577年)に長宗我部元親に攻略された後、天正13年(1585年)に蜂須賀家政が阿波に入封すると「阿波九城」の最南端の重要拠点に指定。家老・益田一正(益田内蔵助)が城番として入り、重厚な野面積み石垣を巡らせた近世城郭へと大改修された。現在は石垣、堀切、竪堀、空堀、土塁、井戸跡が極めて良好に遺存している。

⚔️ 歴史的役割

阿波・土佐両国の国境警備および紀伊水道西廻り航路を抑える水軍基地・防備拠点として中世から近世初頭にかけて決定的な軍事・交通の要衝であった。戦国末期には土佐の長宗我部元親が阿波侵略の第一歩として海部城を猛攻し、城主・海部友光を追放して阿波制圧の策源地とした。豊臣秀吉の四国征伐により長宗我部勢が敗退した後は、阿波一国を与えられた蜂須賀氏が徳島城の防衛外郭線「阿波九城」の一角として最重視。土佐境を警戒するため重臣の益田一正に5,500石を与えて入城させ、海防と領内治安維持を担わせた。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦い前後にも領内防衛の砦として機能したが、元和元年(1615年)の一国一城令によって破却され廃城となった。中世豪族の海城から織豊期・近世初期の石垣城郭への劇的な改修・発展プロセスを今に留める四国屈指の城郭遺跡である。

👀 見どころ

本丸や二ノ丸の周囲に明瞭に遺存し阿波九城の威容を伝える蜂須賀氏(益田氏)改修期の豪快な「野面積み石垣」および「石段・虎口」遺構、山稜を深く掘削して敵の侵攻を断ち切った「大堀切」および山腹へ落ちる「竪堀」・「横堀(空堀)」、主郭周囲を取り巻く「土塁」と斜面を削り落とした険峻な「切岸」、城兵の命脈を支えた山腹の「井戸跡」、山頂本丸から見下ろす海部川河口・鞆港・青く広がる太平洋(紀伊水道・土佐湾境)の大パノラマ眺望、城下の風情ある港町・白壁通り(鞆浦の町並み)、登城口に設置された海陽町指定史跡標柱・詳細な縄張図付き解説案内板

🍲 ご当地グルメ


おいど攻城記録


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🚃 アクセス

公共交通機関でのアクセス

JR牟岐線または阿佐海岸鉄道阿佐東線(DMV)阿波海南駅から阿南バス・海陽町営バス(平井・宍喰方面行等)で約5分「海部駅前」または「鞆奥」下車徒歩約5〜8分、山頂本丸まで登城路を徒歩約10分、または阿波海南駅から南東へ徒歩約20分(海部郡海陽町鞆浦字城山・海部川河口北岸独立丘陵頂部一帯、本丸標高約64m、鞆港・海部川平地比高約60m)

車でのアクセス

徳島自動車道 徳島ICから国道55号経由で南へ車で約2時間、または高知自動車道 南国ICから国道55号経由で東へ約2時間10分

駐車場

有(城山山麓鞆港周辺駐車場・海陽町役場海南庁舎駐車場、普通車無料約30台)

📍 周辺地図

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