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100名城・続100名城 -
別称 岩殿山城、岩殿要害、岩殿山要害、城山、岩殿城跡
城址碑 あり
案内板 あり
現存遺構 なし
復元遺構 なし
標高 634.7m
最終訪問日 —

📋 概要スペック

種別城郭
縄張山城
曲輪配置連郭式・階郭式複合
築城者小山田信長(小山田信茂改修)
築城年室町時代前期〜中期頃(応永年間頃小山田氏、戦国期大改修)
廃城年天正10年(1582年)武田氏滅亡・小山田信茂処刑後に廃城(天正壬午の乱で一時利用)
主な城主小山田氏、武田氏、徳川氏
指定文化財市町村区指定史跡

🏯 基本情報

天守平面構造なし 天守形式なし
現存御殿なし 再建御殿なし
現存櫓なし 再建櫓なし
現存蔵なし 再建蔵なし
現存門なし 再建門なし
現存土塀なし 再建土塀なし
移築御殿なし 移築櫓なし
移築蔵なし 移築門なし
遺構 空堀あり・竪堀あり・堀切あり・石垣あり・土塁あり・切岸あり・井戸あり

🗻 赤色立体地図・微地形判読

中心標高:634.7m (航空レーザ測量データによる微地形表現)
出典:全国Q地図 / 国土地理院
※淡色地図に傾斜量図・陰影起伏図を各透過率40%(不透明度60%)で合成

※ページ内では国土地理院の地形起伏図・傾斜量図(透過率40%合成)を表示しています。上のボタンをクリックすると、全国Q地図にてDEM1A(1mメッシュ)やDEM5Aなどの高精細な赤色立体地図を全画面で確認できます。

📜 概要

岩殿城(いわどのじょう)は、山梨県大月市賑岡町畑倉に所在する桂川北岸に屹立する標高約634メートル(比高約280メートル)の険峻な礫岩巨岩峰「岩殿山」頂部一帯に築かれた中世屈指の山城跡である。大月市指定史跡。郡内地方を領した有力国衆・郡内小山田氏が本拠として築城・拡張した。南面を垂直に切り立つ「鏡岩」をはじめとする巨大な岩壁群に囲まれた天険の要害で、最高所の本丸(主郭)を中心に東の丸、西の丸、南郭、帯曲輪群を階段状・連郭状に配する。背後や尾根筋からの進入路を遮断する深大な堀切や空堀、竪堀、主郭周辺の野面積み石垣(石積み)、強固な土塁、山腹を削り落とした切岸、断崖上でも水を絶やさなかった「亀ヶ池(湧水井戸跡)」が良好に遺存する。甲斐武田氏の領国東部(東郡・郡内)の境目の城であり、久能山城・岩櫃城とともに武田の三名城(三堅城)に数えられた難攻不落の要塞である。

⚔️ 歴史的役割

甲斐国と武蔵・相模を結ぶ甲州街道および笹子峠の東側咽喉部を扼する軍事・防衛の最前線拠点として、戦国武田軍団の興亡史において決定的な歴史的役割を果たした。小山田氏は武田信虎・晴信(信玄)・勝頼の三代にわたり忠誠を尽くし、当城は北条氏政や小田原北条軍に対する鉄壁の防壁として機能した。天正10年(1582年)の織田信長・徳川家康による甲州征伐において、新府城を焼き捨て逃れてきた武田勝頼に対し、城主・小山田信茂は当城での籠城を提案・誘導しながら突如として笹子峠で道を塞ぎ勝頼を裏切った。進退窮まった勝頼一行は天目山(田野)へ退いて自刃し、名門甲斐武田氏は滅亡した。しかし裏切った信茂も織田信忠に不忠を咎められて善光寺で処刑され、小山田氏も滅亡。同年の天正壬午の乱を経て廃城となった。戦国乱世の悲劇と武田氏落日を今に証言する第一級の史跡である。

👀 見どころ

鏡岩の垂直断崖真上に削平された広大な「本丸跡(主郭)」および尾根筋に連なる「東の丸・西の丸・蔵屋敷」の連郭式曲輪群、尾根続きからの進攻を鋭利に遮断する深大な「大堀切」および斜面に掘削された「竪堀」・「空堀」遺構、主郭縁辺部に遺存する「野面積み石垣(石積み)」および「土塁」、山腹を削り落とした威圧的な「切岸」、長期籠城を支えた山上要害の「亀ヶ池(古井戸跡)」および「馬場跡」、垂直に切り立つ高さ約150mの巨岩絶壁「鏡岩」の威容、山頂展望台から眼下に広がる大月市街・桂川の渓谷および富士山を真正面に望む秀麗富嶽十二景の絶景パノラマ、登城口の岩殿山ふれあいの館歴史展示および詳細な縄張解説案内板

🍲 ご当地グルメ


おいど攻城記録


🧭 周辺10km圏内の城郭(3城)

🚃 アクセス

公共交通機関でのアクセス

JR中央本線および富士山麓電気鉄道富士急行線大月駅出口から北東へ徒歩約20分で岩殿山ふれあいの館登城口、登城道(丸山公園・鏡岩直下ルート)を経て本丸跡まで徒歩登山約30〜40分(大月市賑岡町畑倉・桂川北岸独立岩峰頂部一帯、主郭標高約634m、大月市街地比高約280m)

車でのアクセス

中央自動車道 大月ICから国道20号・国道139号経由で東へ車で約10分

駐車場

有(岩殿山ふれあいの館前駐車場・賑岡町畑倉観光駐車場、普通車無料約30台)

📍 周辺地図

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